犬の気持ちを知る!

犬はテリトリー意識が強い動物

昔から犬に期待されている役割の一つに「番犬」としての働きがある。
敷地内に侵入したきた人物に、吠え掛かったり、威嚇して悪事を働かせ
ないようにする仕事だ。
犬がその役割をこなせるのは、本能的にテリトリーを守ろうとする習性が
身についているからです。例えば、来客がリビングのソファーに座っている
間は、大人しくしていた犬が、その人が立ち上って歩き始めたとたん、
激しく吠え掛かることがあります。これは来客が動き始めたことで、自分や
群れの一員である家族のなわばりが侵されるのではないかと不安になって、
攻撃的な態度をとってしまうためです。
一般に、このテリトリー意識はメスよりオスの方が強く犬種ではドーベルマン、
シェパード、グレート・ピレニーズなどが非常に強いなわばり意識を持っていいます。
それだけ、これらの犬種は、番犬や護衛犬に向いているのです。

犬は家族の中で順位をつける動物

犬は本能的に序列をつける動物でもある。犬が複数いればリーダーが
決まるだけではなく、他の犬の序列も自然に決定していきます。
例えば、犬は一度に5・6頭づつ生まれますが、生後4〜5週目には、
兄弟の中で順位づけがスタートします。母犬に甘えたり食事する順番
などが決まっていくのです。
これは人間との関係でも同様で、新しく家族の一員に加わった犬は、
家族の日常生活をしばらく観察。自分も含めた飼い主一家の中で、
誰の命令に従い、誰の命令は無視するかをはっきりさせるのです。
ちなみに、飼い犬は自分に優しく、一緒に遊んでくれる幼い子供を
自分より上に位置づけ、殆どかまってくない中学生や高校生を自分より
下に見る場合が少なくありません。
また犬によっては、家族の中で自分が一番上と考えている場合もあります。
幼犬のころ、甘やかされ過ぎて育った犬は、自分をすべての人間より上と
見なすことがあるのです。
犬にとって自分より下位と見なした人から命令されることは、大きな
ストレスとなります。同じ家族でも、人によって命令を聞かなかったり、

歯向かうことがあるのは、そのためなのです。

犬は本能的に逃げるものを追う動物

一般的に「犬に追いかけられたときは、走って逃げてはいけない」
といわれます。
逃げれば逃げるほど犬は必死で追いかけてくるからです。
そればかりか、追いついたとたんにいきなり噛み付く犬もいます。
これは犬には獲物を捕らえて、食欲を満たそうとする捕食動物と
しての本能が残っているからです。犬は野生時代、その本能に
したがって弱肉強食の世界を生き延びてきました。
今はペットとして飼いならされていても、いったん人や獲物を
追いかけ始めると、本能が呼びさまされ無我夢中になってしまう
のです。飼い主の投げたボールやフリースピーを必死で追いかける
のも、この捕食本能が発揮されるからです。


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