ロマンのツボ
ロマン派ムルモのツボ直撃〜な曲をご紹介します。



献呈〜君に捧ぐ(シューマン) ロマン度 ★★★★★

シューマンが恋人クララへ結婚前夜に送った曲をリストが編曲したもの。好きで好きで、幸せで嬉しくてもうどうしようもない!!という感じが曲全体を通して感じ取れる甘い甘い曲。


優しく甘いメロディが何度も何度も繰り返して愛を囁きかけ、変調する中盤などは、まるで「もっと愛を伝える術はないのか〜!!」と自問しているよう。それでも再び、甘く甘く愛を囁き始めるものの、溢れ出る激情は抑えきれなくなり、もはや彼のクララへの愛は自分でも制御不能状態に・・・

「好きだ!!愛してるクララ〜〜!!!!!!」この勢いでとうとうMAXとなった彼のボルテージはここでさらに大爆発!!(笑)途方もない激愛の程は「これでもか!」と云わんばかりの強く、そして激し過ぎる派手派手しいコーダを聞けばまさに納得!!!

リストにも似たような経験があったのでは?(笑)・・・何はともあれ、とにかくこの献呈という曲はロマン全開の熱〜〜〜い甘〜〜い愛の曲です。もォ〜ホントにシューマンとクララのラブラブっぷりったら!!!!うーらーやーまーしーーーい!!やっぱり女は愛される側でいるほうが絶対に幸せ。

愛を語るロベルトの気持ちになるのか、曲を捧げられたクララになりきってしまうのか・・・この曲を演奏している時、あまりに感情を込めすぎると思わずうるっと来てしまうことのあるムルモなのでした。

















ペトラルカのソネット104(リスト) ロマン度 ★★★★★+★

平和を見出せず、戦うでもなく
畏れ、待ち望み、燃えては氷結し
空高く飛ぶかと思えば、地上で凍てつく。
内に閉じこもり、しかも世界を抱擁する。

牢獄に入れ、解放せず、錠もかけず
妨げもせず、縄を解くでもなく
愛の神は私を殺しもせず、自由にもさせず
生かしておこうともせず、身を引かせもしない。

目がないのに見つめ、舌がないのに叫び
死を望みながら助けを求める。
自分を嫌悪しながら他人を愛している。

苦しみを糧として、泣きながら笑い
死も生も同じように疎ましい。
ここまで追い込んだのは、夫人よ、あなたです。

これはリストの巡礼の年第2年「イタリア」にあるペトラルカのソネット「第104番」に書かれた詩。(ソネットとは14行詩のこと)作者は当時、ダンテに続く詩人であったフランチェスコ・ペトラルカ。この頃、人妻と禁断の恋をしていたリストは一体、詩を読んで何を思ったのでしょう。迷い、苦悩し、何度も自問自答を繰り返し、それでもそれでも離れられないだなんて!!・・・身を焦がすような恋もやっぱりロマン。この曲にはそんな身悶えする ような切ない恋とロマンがあますところなく表現されています。

ためらいながらも深く深く恋におぼれ、禁断の愛と理性との狭間で葛藤しつつも、やがては誰を敵にしようと、明るい未来は見えなくとも、今、確実に存在するこの愛に全てをかけよう・・・とまぁ、これはムルモの想像なのですが(笑)でも、とにかくこうでも考えなければ説明がつかないほど、ロマン全開な山場がある官能的ですらある曲なのです。狂おしいほどの激情とでもいうのでしょうか・・・そしておだやかで静かな優しいコーダで、ようやく全てを受け入れた彼が安らぎを得たことが分かるのです。



















糸を紡ぐフリードヒェン(シューベルト) ロマン度 ★★★★

心の安らいは消えうせ、私の心は重い
私の心の安らいは、もはや何処にも、何処にもない
あの方のいないところは私には墓の中も同じこと
この世のことは全てみな、私には味気ない

私の頭は狂ってしまった。私の心は千々に乱れる
窓からはあの方のほうだけを眺め、家を出ては
あの方の後を追うばかり…

あの方の誇らしい微笑み、その気高い姿、
口元の微笑その目にこもる強い力
そしてあの方が語る時は何か魔物が流れ出て、
あの方の握手は…そして嗚呼、あの接吻
私の胸はあの方に迫る。嗚呼、あの方を抱きとめたい
心行くまで接吻したい。あの方の接吻にたとえ
この身が消え入るとも…

これはゲーテが書いた「糸を紡ぐグレートヒェン」の詩。シュー様(シューベルト)ファンのムルモは曲を聴きながらこの詩を思い浮かべて、ロマンと切なさを堪能しています(笑)愛してはいけない人に魅かれてどうすることも出来ず、ただひたすら糸を紡ぎ続けるグレートヒェン。紡ぎ続ければまるで恋しい人に思いが 伝わるとでもいうかのように・・・

同名のゲーテの詩にこの曲をつけたシュー様。さっすが〜〜〜〜〜!!!!歌曲王の名は伊達じゃない!!何度も聞いていると グレートヒェンの表情や仕草までもが思い浮かび、不覚にも涙を誘われる素晴らしい名曲です。それにしても恋って切ない。誰かに虜になった苦しい恋はいっそう切なさが募ります。切ない恋に漂う極上のロマン。こんなロマンな曲をつけたシュー様もさることながら、詩を書いたゲーテもやっぱり天才だ!!!


















謝肉祭「ショパン」(シューマン) ロマン度 ★★★★★

とろけるような甘〜〜い曲。色々な曲を書くロベルトだけど、やっぱりラブラブスウィ〜ティ〜なこういう曲を作ったら右に出る者なし!!(左にはリストがいますが・笑)

この「ショパン」は謝肉祭の中の1曲。とっても短い短〜い曲だけど、ロマンの香りは超〜〜〜濃厚!!!!まるで、まどろみの中で優しく愛を囁かれているような甘〜〜い旋律・・・別に私に囁いてやしないでしょうが、それでもそれでも、うっとりうっ〜とりうっとり〜〜!!!聴いているとそりゃ〜もう目がキラキラしてきます。もしラブレターを開いた時(メールじゃだめよん)この曲が流れてきたら、好みじゃなくてもOKしちゃいそう・・・(笑)そのくらいロマンの壷、直撃な曲!!!!

あまりに短いこの曲は、普通2回繰り返して演奏されます。それでも曲はあっという間に終わるのですが、「嗚呼・・・もう少し〜〜〜ぃ!!」という物足りなさも、よく考えるとこれまたロマンのツボ。この曲、繰り返しの後、余韻を残した微妙な終わり方をするのですが、その微妙さが、夢か現か・・・まどろみの中で聞いていた愛の囁きはいつの間にか夢の中へ続いて・・・チックでとーーーってもよいのです!!・・・え?分かりづらいって?? とにかく夢の中でも愛!!愛は終わらない!!!ってそんな感じなの(笑)

曲の短さ=深い眠りにつく前、束の間のまどろみに聞く愛の囁き・・・これが長ったらしくて途中であくびなんか出ちゃうほどだった日にゃぁ、いくら優しく囁かれたって興ざめ&ドン引き!!「その話まだ続く?」なんつって(笑)・・・いや〜ロベルト!!やっぱり分かっていらっしゃる!!ラブラブ全開の恋をしている人にお勧めの曲です。うっとりすること間違いなし!!これを聞いて少しもうっとりしないようなロマンのない相手とはムルモならお別れしますよ。ホントに。。。とにかくとにかくお勧めの曲です!!!!!


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子供の情景「トロイメライ」(シューマン) ロマン度 ★★★★★+α

トロイメライは「子供の情景」の中の1曲。第7曲目にありながら単独で演奏されることも多く、ピアノにあまりなじみがない人にも知られている超メジャーな曲です。ドイツ語で「夢」「夢見ごと」を意味するトロイメライ。ロベルトのつける曲のタイトルはどれも何気に文学的だ。よっ!!ロベルト。さすが元作家志望!!!センスがいいじゃ〜ん!!(笑)

・・・とまぁそんなことはさておき、さっそくトロイメライのロマンのツボをご紹介して行きましょう。今回のツボはずばり2つ!!ひとつは曲そのもののツボです。トロイメライのロマンは今まで紹介してきた「献呈」や「謝肉祭ショパン」のロマンとは異なったもので、甘さ控えめちょっぴりビターなロマンです。意味分かりづらいですねぇ(笑)つまりトロイメライは「とにかく甘い」「何が何でもラブラブ」系のロマンではないのです。ロベルト特有の夢想チックな曲調は感じられつつも、切なくどこか懐かしい情緒が漂っている・・・そう、まるで遠い昔を振り返っているような、ほろ苦さを伴うロマンなのです。事実、ロベルトはクララへの手紙の中で「大人の回想であり、むしろ年取った人のためのものなのです」と子供の情景について語っています。子供のために書いたとか、子供をみてインスピレーションを得たという意味のタイトルではないのです。子供の頃に夢見たことや、憧れだったもの、希望や期待でいっぱいだった心を思い出しながら、このトロイメライを聞いてみて下さい。きっとトロイメライのロマンがお分かりいただけると思います。しかし今回の「甘さ控えめちょっぴりビター」なこのロマンが分かるということは・・・うう、最後まで言わせないで下さい。ははははははーーーっ!!!さっさとふたつ目のロマンのツボに行きましょう(汗)

ふたつ目のロマンのツボは子供の情景誕生にまつわるエピソードにあります。ロベルトが子供の情景を作ったのは28歳、最愛の恋人クララと熱愛中だった時のことです。ロベルトはこの曲が出来上がると次のような手紙を愛するクララに送りました。

【あなたは前に、私には時々、子供みたいなところがあると云いましたね。この言葉が心の中で羽根をはやしてとびまわり、30曲ほどの小さい曲が出来上がりました。その中の12曲(実際には13曲なのだが)を選んで「子供の情景」という題をつけました。この曲はピアノの大家には面白くないかも知れないけれど、あなたはきっと興味を持ってくれるしょう。私はこの曲集を誇りに思っているし、これを演奏すると私自身、大いに感動するのです。】

どうですか〜この手紙!!!!!ロベルトはクララの言葉によってインスピレーションを受け、クララのために曲を書き、クララのために演奏したのです!!「あなたの恋人は子供の頃の話をしてくれますか?」なんてCM がありませんでしたっけ?子供の頃の気持ちや夢を、ピアノで恋人に語るだなんて!!!!!!やだ〜〜〜〜超ロマン!!!!!!(笑)ロベルトが嬉々としてクララにトロイメライを弾いて聞かせているのが目に浮かぶようですね!!ちなみにこのトロイメライ、あの「冬のソナタ」でも、映画「全ては愛のために」でも、お芝居「哀愁のトロイメライ/クララシューマン物語」などでも使われているみたいです。(見たことないけど小耳に挟んだので・・・^^;)

自分の感情を表現する場が音楽だ、ともクララへの別の手紙で語っているロベルト。年の離れた恋人に「子供みたいな時がある」なんて云われてかな〜り嬉しかったんでしょうね・・・思わず胸によみがえった幼い頃の思い出と、クララへの深い愛が溢れる子供の情景、トロイメライ。みなさんも改めて聞いてみてはいかが?


















舟歌(ショパン) ロマン度 ★★★★★+∞

今回はショパン最高傑作のひとつとされている舟歌(バルカローレ)のロマンをご紹介しましょう。舟歌とはヴェネツィアのゴンドラ漕ぎの歌のことです。通常、舟歌は8分の6拍子、伴奏部に波を表した音を用いて書かれます。しかしショパンの、このありえないほどの気品と優雅さに溢れた舟歌は8分の12拍子で書かれており、メンデルスゾーンやチャイコフスキーのそれとはわけも次元も違う!!べネツィアの船頭さんには申し訳ありませんが、ショパンの舟歌に限っては船を漕ぐついでの鼻歌なんかにされちゃあ困る代物なのです。

私が初めてショパンの舟歌を聴いたのがいつだったか・・・それは覚えていませんが、もうずっと長いこと、このショパンの舟歌は「人生の舟だ」という思いを抱いてきました。もちろん昔は舟歌の書かれた背景など詳しく知りませんでしたが、直感的に「私が死ぬ時にはこの舟歌を聴きたいな」と思ったものです。そしてその後、舟歌の作られた背景を知るにつれ、ますます、この曲が人生の舟を模したものであることを確信するようになったのです。ではショパンの舟歌のロマンはどこなのか・・・そのことに触れる前に、ここではまず舟歌の作られた背景について触れておくことにしましょう。

舟歌は1845年〜1846年にかけて作られました。1848年に亡くなったショパンにとって晩年にあたる時期のことです。この頃のショパンには様々な悲しい出来事がありました。44年には最愛の父を亡くし、45年頃から不仲が顕著になっていたジョルジュサンドと決定的な離別をしたのが46年のこと。そして以前から患っていた結核も症状が悪化し、健康状態は悪くなる一方・・・舟歌が書かれたのはこんな時期のことなのです。父親を亡くしたショパンは数週間もの間、悲しみに暮れていたと言われています。すでに体調の思わしくなかったショパンは、この時、父親の死に自らの姿も重ねていたのではないでしょうか。少なくともショパンはこの時期には、すでに自らの命がそう長くないことを悟っていたはずです。さらにそれに追い打ちをかけるようなサンドとの不仲、決別・・・繊細なショパンはきっと不安を抱き、孤独を憂い、幸福だった日々を振り返り、そして安らかで穏やかな最後を望んだことでしょう。想像するに、そこには色々な苦悩や葛藤があったに違いないのです。しかしショパンはやはり才能溢れる大作曲家であり、ピアノの詩人でした。自分の人生を舟にたとえ、有終の美を飾るべく渾身の力を持って舟歌を書き上げた・・・とは考えられないでしょうか?実際、舟歌はショパン最後の曲であり、曲調も他には見られないほど明るい上、ffで終わる最後も力強く華々しいものです。繊細で神経質と云われたショパンですが、私はこの舟歌を聴いているとショパンが人生の最後に「悟り」という究極の結論を得たように思えてならないのです。ロマンの定義は色々あり、人それぞれ捕らえ方も違うのでしょうが、各々が望むもの、または追い求める何かをロマンとするならば、私にとっても舟歌は、これぞロマン!!ロマンの極みに他ならないのです。

人生の舟は喜び、嬉しさ、楽しかったこと、悲しみ、苦しみ、つらさ、切なさ、愛・・・たくさんの思い出を載せて時の川を渡っていきます。長い旅路のうちには澱みにはまって舟が前に進まないことも、急流に流されて思いがけない方向に向かってしまうことも、また時には障害に阻まれ思うような進路を取れず迂回しなければならないこともあるかもしれません。それでも人生の最終地点についた時には「色々あったけれど満足できる楽しい人生だった」「悲しい出来事もあったけど概ねよい人生だった」と人生という自分の長い旅路を振り返りたい。もしくはそう思える人生を送りたい・・・ショパンにとってそうであるかも知れないように、私にとってもこの舟歌は壮大な人生のロマン、すなわち望み追い求める理想の生き様が感じられる曲なのです。

昔、この曲を聴いて「舟に揺られてるっぽい感じする〜!!」と云った友人がいました。明らかにゴンドラでベニスの街中を観光する自分を思い浮かべているような口調で、です。私はその友人に云ってやりたかった。「もっとロマンの翼を広げろよ!!」と。「曲を聴いて色んなことを想像しなって・・・」と(笑)。だってどう聞いてみても、ゴンドラに乗っている自分は想像できないんですもの。わたくしには・・・そうそう、ちなみに舟歌を書き上げたショパンは、その2年後に行われた最後の演奏会でこの曲を弾いています。しかしいよいよ死が迫っていたショパンにラストのffを弾ききる力はもはや残っておらず、最後は消え入るようなppで曲を終えたという。(我が神カツァリスの舟歌はこのショパン風な終わり方をするんですよ〜蛇足ですけど 笑)

何だかいつものロマンのツボと少しばかり趣が違うような気がしますが、舟歌はロマンのツボがあると言うより、むしろ舟歌という曲そのものが丸ごとロマンの塊なのだ!!ということで今回は終わりたいと思います。皆様もショパンの舟歌に、ご自身の人生を重ねて聞いてみてはいかがでしょうか?



















幻想小曲集「夜に」(シューマン) ロマン度 ★★★★★

「夜に」は「幻想小曲集」の中の第5曲(全8曲)。この曲はギリシャ神話を元に、愛し合う恋人たちの逢瀬を描いた曲です。今回は「夜に」に表現されたギリシャ神話のストーリーを追いながら、ロマンのつぼを紹介していくことにしましょう。

恋人たちの名前はレアンドロスとへーロー。へーローはレアンドロスの住む町から海を隔てた対岸にある、神の塔に住む巫女でした。2人の恋は絶対に秘密にしなければなりません。そこでレアンドロスは毎夜、人目を忍んで5キロあまりもの海を泳いで渡り、愛しいへーローの元へ通ったのです。雨の日も風の日も、そして高い波が襲い掛かろうと、激しい潮流に流されそうになろうと、ただひたすらへーローに逢いたい一心で必死に海を渡るレアンドロス・・・「夜に」の冒頭はここから始まります。

へーローの元へたどり着いたレアンドロスは狂おしいほどに彼女を愛し、また情熱的なレアンドロスに応え、へーローもまた夢中で彼を愛したことでしょう。しかし人目を忍ぶ恋人たちが共にすごす時間はそう長くはありません。なぜならレアンドロスは夜が明ける前に海を渡らなければならないからです。

「もっと一緒にいたい・・・」
「このまま朝が来なければいいのに・・・」

睦みあう2人の心には同じ時を過ごし愛し合う喜びと同時に、迫り来る別れの時への怖れも渦巻いています。「夜に」では冒頭から曲調が変わった甘い旋律が2人の「今夜も会えた・・・」という喜びを表しているものの、それはごく短く、その後不安と喜びのない交ぜになったフレーズが繰り返されながら、次第に別れの時が近づいていく悩ましい様子が表現されていくのです。

「もう少しだけ・・・」
「もう行かなきゃ・・・」
「もう少し一緒にいたい・・・」
「明日の夜にはまた会えるから・・・」

レアンドロスは後ろ髪引かれるような思いを断ち切り、再び海に飛び込みます。へーローはレアンドロスの愛を噛み締め明日の再会を願いつつ、しかしレアンドロスが無事に帰り着くだろうか・・・心配そうに波間に消えていくレアンドロスを見守っていたことでしょう。

こうして2人の逢瀬はしばらく続きました。しかしある日、へーローに逢いたいばかりに冬の嵐で荒れ狂う海に飛び込んだレアンドロスは、力尽きて波に飲まれ死んでしまったのです。そして彼の身を案じて待っていたへーローは翌朝、浜辺に打ち上げられたレアンドロスの遺体を見つけると悲しみのあまり塔に登り、海に飛びこんでしまったのでした。恋人たちのあまりに悲しい結末・・・恋人たちの狂おしい逢瀬を描いた「夜に」のラストが激情に満ちているのはへーローの切ない悲鳴か、あるいは悲しい恋人たちへの憂いか・・・ストーリーは使い古されたありがちなものながら、こうして煽情的なメロディとともに聴くと、なかなかどうしてロマンが感じられるものです。さっすが〜ロマンの分かる男ロベルト!! みなさんももし「幻想小曲集」を聴くことがあれば是非、想像の翼を広げて「夜に」に描かれた情景を思い浮かべて見て下さい。きっと官能と憂いの混ざり合った大人のロマンが感じられるはずですから・・・それにしても往復10キロもの海を泳いだ上、へーローを毎晩・・・ピーーッ!!(ロマンが減るので自主規制 笑)お子様方はいまに大人になって恋をしてから想像して下さいね!!ムルモからのお・ね・が・い(笑)。





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