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2003年8月6日(水)19:00
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ジョアン・プラ&ジョゼップ・プラ Joan Pla&Josep Pla (18th century) ソナタト長調より 第1楽章アレグロ&第3楽章アレグロ Sonata in G major D:III,12 1st movement〜Allegro, 3rd movement〜Allegro ミシェル・コレット Michel Corrette(1709ー1795) コミックな協奏曲より「未開人とフュルステンペルクの婦人」 "Les Sauvages et la Furstenberg" concerto in G minor No.25 ジャック・デュフリ JacquesDuphly(1715-1789) ロンドー ニ短調 Rondeau in D minor "ヴォーカンソン"変ロ長調 "La de Vaucanson″in B flat major ヨハン・セバスチャン・バッハ&江崎浩司編曲 Johann Sebastian Bach(1685-1750) & Koji Ezaki(1971b) チェロ,ファゴット,オーボエ・ダ・カッチャ,チェンバロのための 「無伴奏チェロ組曲」第1番ト長調 BWV1007 "Suite No.1 for Violoncello solo in G major BWV1007" for Violoncello, fagott, oboe da caccia and cembalo ―――休憩(20分)――― ヨハン・セバスチャン・バッハ&江崎浩司編曲 Johann Sebastian Bach(1685-1750) & Koji Ezaki(1971b) 「最愛の兄の旅立ちによせるカプリッチョ(寅さん編)」ヘ長調 BWV922 Capriccio("TORA-san" version) in F major BWV922 1. 旅立ちを阻まんとする友人達の御機嫌取り 2. 旅先で待ち受げるかも知ない様々な出来事の描写 3. 友人達の皆の嘆き 4. 友人達は変えようがないと悟り、皆来りて別れを告げる 5. 駅馬車の御者のアリア 6. 駅馬車のラッパをまねた主題によるフーガ ラ・フォンテーヌ La Fontaine(1996b) ファンダンゴ ニ短調 "Fandango" in D minor |
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このコンサートについては、「楽しかった」の一言でつきるかもしれません。札幌出身のオーボエ奏者である江崎浩司さんが率いるラ・フォンテーヌは、1996年に東京で結成された古楽アンサンブルです。2000年には古楽コンクールの登竜門である、ブリュージュ国際古楽コンクールのアンサンブル部門で第2位になり、併せて聴衆賞も受賞するなど、基礎のしっかりした非常に優秀な団体です。 ただし、ご存じの方も多いと思いますが、江崎浩司さんが「タブラトゥーラ」の一員でもあることから、ラ・フォンティーヌもバロック音楽の演奏を中心にしつつも、団員の個性を生かしながらの斬新でエキサイティングなステ−ジを心がけているようです。 バロック時代の音楽を生き生きとした演奏で現代的に蘇らせると同時に、楽しいト−クを交えたコンサ−トづくりで、より多くの人と音楽の喜びを分かち合うことを目指していることが、今回の演奏会でもよくわかりました。 前半は、最初の3曲で真っ当な(?)バロック演奏と思わせつつ、4曲目の江崎さん編曲のアンサンブル版「無伴奏チェロ組曲 第1番」では、所々に童謡や民謡の旋律を挟みつつ、ちゃんとバッハに聴こえるという高等技術を披露してくれました。 そして、休憩後の後半はさらにグレード・アップが図られ、「最愛の兄の旅立ちによせるカプリッチョ(寅さん編)」では、江崎さんを弁士に、他の3人が寅さん、桜、おいちゃんの格好をしての寸劇を交えての演奏をして下さり、非常に楽しいエンターテイメントになっていました。笑える古楽演奏会なんて、そうそうあるものではありません。 最後のラ・フォンティーヌ版の「ファンタンゴ」も、奏者同士の駆け引きが楽しい、まるでジャズのようなエキサイティングな演奏でした。それでいて、古楽としての形は崩れない点は、本当に凄いと思いました。 演奏会が終わったあと、とても弾んだ気持ちで帰途につくことができました。久々に「面白かった」と心から言える演奏に出会えた、幸せな日でした。 (2003.08.08)
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