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ジロラーモ・フレスコバルディは、特に鍵盤音楽のジャンルでバロック音楽書法の確立に大きな貢献を果たした音楽家であり、イタリアの初期バロック時代の音楽家の中では、モンテヴェルディと並んで重要な地位を占めています。
彼はローマのサン・ピエトロ大聖堂のオルガン奏者として活躍しましたが、その就任披露の演奏会には、演奏を聴くために3万人もの人々が集まった、という逸話が残っているほどです。
フレスコバルディの鍵盤用音楽は、急速な音階の動きや飛躍した音程、独特な半音階と不協和音に特色があり、自由闊達でありながらも格調高いスタイルが魅力的です。
演奏については、フレスコバルディ自身が楽譜の序文に「拍打ちにとらわれるべきではない」ことや「演奏者が曲の最後まで弾かず、好きなところで終えられるように」作曲したことなどを述べており、彼が演奏者のインスピレーションやイマジネーションを重視していたことを物語っています。
何よりも即興的な演奏が尊ばれたバロック時代を代表する作曲家であり演奏家であったフレスコバルディの音楽は、イタリアばかりではなく、ドイツやオーストリアのオルガン楽派の形成に大きな影響を与えました。バッハも鍵盤音楽の研究書のひとつとして、フレスコバルディの作品集を使用しています。
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