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【その3】


MEC直前情報 2月10日分

《第3便》
 ここからは106回出題委員の専門領域から確認です。
1. 皮膚筋炎は悪性腫瘍と間質性肺炎の検索が必要。

2. Wegener肉芽腫はC-ANCA陽性。鞍鼻と眼球突出、肺病変が大事。

3. Churg-Strauss症候群はP-ANCA陽性。喘息の既往歴と足の痺れ脱力が大事。

4. 顕微鏡的血管炎はP-ANCA陽性。肺病変と腎病変が大事。腎に関しては半月体形成をきたすことがある。

5. 腎性貧血には定期的なエリスロポエチン〈EPO〉投与が有効。

6. ビタミンB12欠乏症では大球性貧血、過分葉好中球の出現。無効造血をきたす。神経障害もきたすため歩行障害なども起こる。

7. 家族性腺腫性ポリポーシスは常染色体優性遺伝。治療は大腸切除術。

8. IgA腎症の予後因子は血圧と尿蛋白。

9. 感染性心内膜炎は心臓超音波と血液培養をしつこく行って診断する。症候としては心雑音を伴う発熱、脾腫、Osler結節、ロス斑が代表的。

10. 急性胆嚢炎のMurphy徴候、急性膵炎のCullen徴候、Parkinson病のMyerson徴候などの有名な身体診察を確認。Courvoisier徴候なども確認

11. Turner症候群は45,X0。身長低くて無月経。LHとFSHが高く、超音波で子宮が発育不良で卵巣が確認できない。低身長はGH投与にて改善できる。

12. 冬の乳児白色下痢ときたらロタウイルス。乳児脱水への対応を確認して下さい。

13. 新生児呼吸窮迫症候群〈RDS〉の確認。サーファクタント投与、持続的気道陽圧法〈CPAP〉使用、アシドーシスの改善が治療の主軸。マイクロバブルテストも確認して下さい。

14. 8か月でパラシュート反射出現。

15. アトピー性皮膚炎に発熱と顔頸部に皮疹が出たらKaposi水痘様発疹症。Tzanck試験で巨細胞を証明してアシクロビル。

16. 正中頸嚢胞や小児側頸部リンパ管腫の写真確認と治療。

17. 過敏性腸症候群の症候確認。例えば血便や体重減少は無いなど。

18. 患者さんが医療者にクレームをつけてくるような設問が出てきたら傾聴して下さいね。「研修医の点滴や採血が怖い」とか言われたらまずは傾聴。

明日の試験は皆様に医者になって頂くためのものです。誰かと競ったり蹴落としあうための試験ではありません。周りの方々は全て皆さんの仲間であり同志ですよ。皆で卒業証書をもらいにいく時のように、自然体で臨みましょう。僕もしっかり皆様を支えていきますからね。


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