
「十代VS明日香!秘めた想いの伏せカード」
まず一言。

小指を立てるな。
1・2年生VS3年生のペアデュエル大会もいよいよ決勝。
1・2年生からは、目立ちすぎの剣山&レイペア。
3年生からは堅すぎの十代&明日香ペア。
明日香「ねえ十代。」
十代「ん?」
明日香「あなた、以前ほどデュエルを楽しんでないんじゃない?」
十代「え?何だよ急に。」
明日香「なんていうか、気持ちに余裕がないのがデュエルにも現れてるような気がするの。」
まぁ前回までのデュエルはほとんど闇のデュエルor生死を賭けたデュエルでしたからね。
「十代死亡=世界終了(遊戯が出てこない場合)」だから負けたらアニメ終わりなんですが。
剣山「レイちゃん、なーにやってるドン?」
レイ「えへへ。ちょっとデッキの再調整をね。」
どう見ても積み込みです。本当にありがとうございました。
積み込み終了ってことでデュエル開始。
明日香「先攻は私、ドロー!『サイバー・チュチュ』を召喚!」

チュチュいいよチュチュ(
明日香「カードを1枚伏せ、ターンエンド。」
(今伏せたのは『プリマの光』。攻撃力の高い『サイバー・プリマ』を特殊召喚するカード。
ここで発動する事もできたけど、それだとレイちゃんが守備に回ってしまう。)
説明=敗北フラグor失敗フラグです。かわいそうに。
レイ「ボクのターン、ドロー!」
明日香(さぁモンスターで『サイバー・チュチュ』を攻撃しなさい。)
レイ「マジックカード、『迷える子羊』を発動!その効果により、子羊トークンを2体守備表示で特殊召喚する。」
明日香(『迷える子羊』を発動すると、そのターンもうモンスターは召喚できなくなるのに。
となると、『サイバー・プリマ』を呼び出すには今しかない。どうせ十代は使わないんだし・・・)
レイ「明日香先輩、十代様と喧嘩でもしたんですか?」
明日香「え?・・・突然何を言い出すの?」
レイ「だって、先輩たちのデュエルちっとも息が合ってなかったみたいだし。」
明日香「あ、あなたには関係ないでしょ!?」
レイ「それが関係あるんだなぁ・・・なんなら、試してみます?」
明日香「試すって、何を?」
レイ「1枚カードを伏せて、ターンエンド!」
明日香(しまった!『プリマの光』を発動するタイミングを・・・)
いや発動しろよ。
ちょっと前はホワイトサンダーだって、「待った、俺はエンドの前に速攻魔法発動!」ってやってたし。
でもそれができないのがアニメ・・・ということは・・・
早乙女レイ・・・恐ろしい子・・・
十代(気持ちに余裕がないか・・・確かに、ここんとこ命懸けのデュエル続きで楽しむ余裕なんてなかったなぁ・・・)
明日香「ちょっと十代!ちゃんと見てたの?あなたのターンよ。」
十代「あ、あぁ。」
明日香(次の私のターンまで、ちゃんと『サイバー・チュチュ』を残しておいてくれるのかしら。)
十代「よし。レイ、手加減はしないぜ!」
レイ「はい!私、このときを待ってました!」
剣山「あれ?」
翔「レイちゃん、さっきまで自分のこと「ボク」って呼んでなかったっけ?」
サンダー「何で十代の前だと呼び方が変わるんだ・・・」
鈍い人たち・・・
十代「それじゃあいくぜ、ドロー!マジックカード、『タッグ・リクエスト』発動!
自分フィールド上のモンスターと同じ攻撃力のモンスターを特殊召喚!現れろ、『E・HERO フェザーマン』!!」
明日香(初めて、私のカードを上手く生かしてくれた!)
十代「フェザーマンと『サイバー・チュチュ』を生け贄に、『E・HERO エッジマン』を召喚!」
明日香「な、なんですってー!?」

キタ――――――(゚∀゚)――――――!!!!
エッジマン初めての生け贄召喚!!!
ネクロダーク初のトドメなんて眼中にありません!
明日香(なにそれ・・・もう『プリマの光』は使い物にならないじゃない・・・)
十代「マジックカード、『ヒーローハート』!エッジマンの攻撃力を半分にして、バトルを2回行う!」
剣山「まずいドン!子羊トークンが2体ともやられるザウルス!」
十代「エッジマンは相手プレイヤーに貫通ダメージを与える!
バトル!2体の子羊トークンを攻撃!パワー・エッジ・アタック!」
サンダー「守備力ゼロに貫通ダメージ・・・鬼だな十代は。」
翔「まったく・・・」
トメさん「十代ちゃんひどいよ・・・」
まったくです。
1回攻撃でも同じダメージを与える事ができたにも関わらず、
2回に分けて相手モンスを全滅させた上同じダメージを与える
十代は間違いなく鬼ですよね。
鮫島校長「いやぁ・・・デュエルですから・・・」
剣山「レイちゃん、大丈夫ザウルス?」
レイ「大丈夫大丈夫!すっごい面白いデュエルだよ、十代様!」
十代(面白いデュエルか・・・そういえば、その言葉も長い・・・)
明日香「十代!!」
貴様、十代復活フラグをどうすんだ!
ここから明日香の長ったらしい説教が始まりますが、めんどうなんで省略!!
レイ「永続トラップ、『パートナーチェンジ』!!」

剣山「え!?」
十代「何!?」
明日香「『パートナーチェンジ』!?」
レイ「このカードは、相手のパートナーが合意した場合自分と相手のパートナーを入れ替える、タッグデュエル専用のカードよ!」
策士レイ、ここに現る。
剣山「レイちゃん、いつの間にそんなカード入れてたザウルス!?」
レイ「明日香先輩、十代様とペアを組むのが嫌なんでしょ?だったら入れ替わりませんか?」
明日香「いいわ。もうこんな奴とペアデュエルなんかゴメンよ。」
レイ「明日香先輩、サンキュー!!」
レイは最高、明日香は最悪のテンションでパートナーチェンジ。
ともかく何もしてないのに睨まれる剣山カワイソス・・・
剣山「俺のターン、ドロー!『始祖鳥アーキオーニス』を召喚!
マジックカード、『超進化薬・改』を発ドン!『始祖鳥アーキオーニス』を生け贄に、『ダーク・ティラノ』を特殊召喚!」
十代「剣山お得意の、進化系デッキか!」

キタ――――――(゚∀゚)――――――!!!!
『暗黒恐獣』の上位互換。
というか剣山のデッキは進化系デッキだったんですね。
剣山「手札の『キラー・ザウルス』を墓地に送る事により、デッキからフィールド魔法『ジュラシックワールド』を手札に加えるザウルス!
『ジュラシックワールド』発ドン!『ジュラシックワールド』の効果により、『ダーク・ティラノ』の攻撃力が300ポイントアップするドン!
『ダーク・ティラノ』でエッジマンを攻撃!レックス・ボンバー!!」
剣山カッケェ。
剣山「1枚カードを伏せて、ターンエンドン!」
レイ「ボクのターン、ドロー!3枚カードを伏せて、ターンエンド!」
明日香「何?それでおしまい?勇んでパートナー変わったわりには、大したことないじゃない。
いくわよ!ドロー!『エトワール・サイバー』召喚!」

だからなんで明日香はこんなモンスターばっかり・・・いやなんでもありません(
明日香「これで終わりよ!『エトワール・サイバー』と『ダーク・ティラノ』でダイレクトアタック!!」
レイ「速攻魔法、『スケープ・ゴート』発動!」

やっちまった・・・
『エトワール・サイバー』の攻撃は防げるが・・・
明日香「甘いわね!『ダーク・ティラノ』は相手フィールドに攻撃表示モンスターがいないとき、直接攻撃ができるのよ!!」
鬼畜は明日香なのかもしれん。
明日香「カードを2枚伏せ、ターンエンド!」
十代「明日香!お前とこうしてデュエルするの、ほんと、久しぶりだよな!」
明日香「え?」
十代「楽しいデュエル、やろうぜ!」
明日香「な、なんなのよ急に・・・」
なんという超復活フラグ。
十代「いくぜ、ドロー!!トラップカード、『強欲な瓶』。デッキからカードを1枚ドローする!
マジックカード、『トークン収穫祭』!フィールド上のトークンを全て破壊し、1体につき800ポイントのライフを回復する!
『N・グラン・モール』召喚!グラン・モールが戦闘を行うとき、ダメージ計算を行わず相手モンスターとグラン・モールは手札に戻る!」

キタ――――――(゚∀゚)――――――!!!!
ネオスが出なければモグラは出るということですね。
それにしてもこれは明日香がかわいそうだ。
自分のときは使われなかったリバースカードを2枚も使われ、さらには鬼畜モグラ。
十代「バトル!『ダーク・ティラノ』を攻撃!!」
明日香「そうはさせないわ!カウンタートラップ、『ドゥーブルパッセ』!
相手モンスターの攻撃をダイレクトアタックとして受け、攻撃対象となった自分のモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える!」

どう見ても通常罠です。本当にありがとうございました。
しかも効果はアニメ版『蜃気楼の筒』を下位互換。\(^o^)/
しかしこれにより明日香ペアのライフは500。十代ペアのライフは折角回復したのに300。
十代「フフ・・・」
明日香「何がおかしいの?」
十代「3年前もコイツを喰らったんだっけな。」
明日香「え?」
明日香の頭に蘇るのは2年前の十代との初デュエル。3年前だと入学前です。
スパークマンの『エトワール・サイバー』への攻撃に対して発動された『ドゥーブルパッセ』は十代に明日香を印象付けました。
明日香「覚えていたの・・・」
十代「忘れるもんか。あの時は、とんでもねぇコンボをやるやつだなぁって思ったぜ。」
明日香「私も、あなたのこととてもおもしろい奴だって思ったわよ。」
十代「あの頃は、ずっとデュエルにワクワクしっぱなしだった。お前の言うとおり、いつの間にか俺、あの頃のワクワク忘れていたよ。」
明日香「十代・・・」
十代「あれから、色んな経験をして、人生は楽しい事ばかりじゃない、つらく苦しい事もたくさんあるんだってデュエルから教わったんだよな。
そして今、俺は以前よりずっと多くのことに感謝している。勿論、お前に出会えたことにもな。明日香。」
明日香(やっぱりあなたは、私の知ってる遊城十代。)
剣山「ん・・・・・!?」
レイ「ま、まさか・・・」
明日香「速攻魔法、『サイクロン』発動!『パートナーチェンジ』を破壊!!」

ガチカードで破壊キタ――――――(゚∀゚)――――――!!!!
レイ「そんなぁ・・・」
サンダー「おぁ!?」(※聞き取りづらかったから適当)
翔「色々あったけど、元に戻っちゃったすね。」
十代「3枚カードを伏せて、ターンエンドだ。」
明日香「十代。私たちの最強コンボ、後輩たちに見せてあげましょう!」
十代「おぅ!」
レイ「うっそー・・・なんでこうなるの・・・?」
剣山「いや、レイちゃんのトラップが破壊されたからだドン・・・」
レイ「剣山先輩!こうなったら絶対優勝しよう!ボクたちで!!」
剣山「おおぅ・・・って、またボクに戻ったザウルス・・・
いくドン、ドロー!
マジックカード、『大進化薬』を『ダーク・ティラノ』を生け贄に発ドン!
これで恐竜族モンスターの召喚が生け贄なしで可能になったザウルス!現れろ、『超伝導恐獣』!!」

デメリットなしの攻撃力3300。デュエルでは久々に登場。
というか剣山のデュエル自体が3期のジム戦以来な件。いや他のレギュラーもそんなもんか。
剣山「『ジュラシックワールド』の効果で、攻撃力アップザウルス!
『超伝導恐獣』のモンスター効果!自分フィールド上のモンスター1体を生け贄に捧げる事で、
相手に1000ポイントのダメージを与えるザウルス!」
明日香「私が『エトワール・サイバー』を残してきたせいで・・・」
十代「大丈夫だ。任せておけ。カウンタートラップ、『スキル・ショック』!
グラン・モールを生け贄にして、コンダクターティラノの効果を無効にする!」
剣山「ぐ・・・このターン、『超伝導恐獣』はもう攻撃できないザウルス!ターンエンドン!!」

まぁどう考えても天罰のほうが使いやすいんですがね。
手札消費が激しい割りに回転が速いデッキになら使えるかもしれませんね。
効果無効と同時に攻撃も封じるのでブレイカーやサターンのトドメ封じになら使えるかもしれません。
明日香「よかった・・・」
十代「明日香、後は任せたぜ!」
明日香「え、えぇ・・・」
(でも、私たちの場にモンスターはいない。剣山君たちの場には攻撃力3600の『超伝導恐獣』・・・
どうやって戦えば・・・)
十代「なぁ。伏せカードくらい、ちゃんと確認してくれよ。」
明日香「え・・・」
お前が言うな。
しかしそんなことを気にしない明日香は健気にも伏せカードを確認します。
明日香(『リミット・リバース』・・・墓地から攻撃力1000以下のモンスターを特殊召喚するカード・・・)
「いくわよ、ドロー!」
(今まで私は、研究生としてデュエルアカデミアの残るか、海外留学かの選択肢の間で揺れていた・・・)
「永続トラップ、『リミット・リバース』発動!」

明日香「墓地より『サイバー・チュチュ』を、特殊召喚!!」
(でももしかしたら、ここに残りたいという気持ちの中に小さな甘えがあったのかもしれない・・・)

明日香「『サイバー・チュチュ』のモンスター効果!相手のモンスターの攻撃力が上の場合、相手プレイヤーに直接攻撃できる!
剣山君にダイレクトアタック!ヌーベル・ポアント!!」
(3年間一緒に戦ってきた仲間たちも、みんなデュエルアカデミアを巣立っていく・・・)
剣山「トラップカード、『生存本能』発ドン!
墓地にある『ダーク・ティラノ』と『キラー・ザウルス』をゲームから除外して、合計800ポイントのライフを回復するザウルス!!」
明日香「間一髪ってところね。でもこれが本当のトドメよ。」
(そして十代は、もっともっと大きく成長していく・・・)
「速攻魔法、『プリマの光』発動!その光が『サイバーチュチュ』を『サイバー・プリマ』へと成長させる!!」


キタ――――――(゚∀゚)――――――!!!!
いやプリマよりチュチュの方が良いとは思うんだが・・・
明日香(私も成長しなくちゃいけないんだ・・・今よりも、ひと周りもふた周りも大きく・・・)
「トラップカード、『ヒーローズ・バックアップ』発動!『超伝導恐獣』の攻撃力が『サイバー・プリマ』の攻撃力を1000以上うわまわっているので、
墓地の『E・HERO エッジマン』の攻撃力を『サイバー・プリマ』に加える!!」

なんという万能カード。
これはヒーローデッキに欲しい。
剣山「こ、攻撃力4900!?」
レイ「凄い・・・」
明日香「『サイバー・プリマ』で『超伝導恐獣』に攻撃!終幕のレヴェランス!」
剣山最後までカワイソス。
十代と明日香の喧嘩に巻き込まれるわ、レイには見捨てられそうになるわ、エースモンスターは破壊されるわで・・・
今日一番の被害者はティラノ剣山君でした。
大会後、レッド寮に戻る十代。そこにいたのは・・・
十代「ん・・・明日香!?」
明日香「十代、今日はありがと。」
十代「え?なんだよ。俺何もしてないぜ?」
明日香「実は、あなたのお陰で悩みが吹っ切れたの。」
十代「悩み?」
明日香「ううん、いいの。それはもう・・・」
十代「ん・・・?」
明日香「十代、私ね・・・」
十代「うん。」
明日香「私・・・あなたのこと・・・」
十代「ん?」
明日香「あ、あなたと出会えてとっても良かったって思ってる。これからもずっと、いいライバルでいましょ。」
十代「あぁ!・・・じゃあな。」
明日香「えぇ・・・」
十代「あっ、そうだ。俺からもお前に言う事があったんだ。」
明日香「え?・・・」
十代「ガッチャ!久しぶりに楽しいデュエルありがとう、明日香!」

キタ――――――(゚∀゚)――――――!!!!
OPを除けば3期最終話以来のガッチャ!

それにしても・・・
なんというエロゲ・・・
素晴らしく良い展開で次回へ続く。
次回はヘルカイザー×『パワー・ウォール』でお送り致します。
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