チャットオナニー

 

オナ電 「お刺身が食べたい・・・」 ライブチャットサイトのナナエさんがぼそりと呟いた。 スーパーで買って来れば?と言うと、パックの刺身は美味くないと言う。 居酒屋でベテランの大将が自ら捌いて盛り付けてくれた新鮮な刺身が食べたいんじゃあ!!とおっぱい揺らしながら叫んでいる。ステイホームで在宅増えているんだから、そんな大きな声出したら、副業でチャットオナニーしていることが周りの住人にバレるよ・・・とちょっと心配になる。 「子供にゃわからんよ。居酒屋でキリッと冷えた日本酒片手に、一人で船盛をガツガツ食うあの解放感は」 子供とか言われてしまったが、僕とナナエさんはほぼ同い年だった気がする。 緊急事態宣言を受けて在宅が多くなり、ライブチャットを行う人間は格段に増えている。自粛祭りの中、食いっぱぐれたエロい女の子が自宅で始められる事業としては最適だし、男たちも風俗を封じられたら、オンラインキャバクラとも言えるライブチャットに流れるのは必然である。 でも、僕のように以前からずっとチャットオナニーにハマっていた人間からすれば、この流れは大切な宝物を、暇を持て余した富裕層に横取りされるような気がして少し寂しくはある。 「お刺身食べたい」のナナエさんとも、昨日今日の仲ではない。そんなナナエさんにも新規のお客さんが結構ついてきて、頻繁にツーショットできなくなっている現実がある。 いつでも会えると思っていたナナエさんとも滅多に会えなくなる。外部での接触自粛が求められて、リアルではなかなか目的の人と会えなくなりオンラインでの接触が求められる中、僕のようにそのあおりでオンライン上で目的の人と会えなくなるという弊害もあるのだ。 久しぶりにナナエさんとツーショットの予約が取れてご一緒すると、彼女はパックの刺身を箸でつまんでいた。 「ふーん、スーパーの刺身も悪くないじゃん」 ナナエさんはナナエさんでオンライン生活を楽しんでいるようだった。自粛が明けて居酒屋が営業再開した暁には、新鮮な刺身を食べにナナエさんを誘ってみようかな?と思った。 チャットH チャH

 

 

 

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